1995年にナムコ(現バンダイナムコゲームス)より発売されて以来、多くの層から絶大な人気を誇るシリーズとなった「テイルズ」
外伝も含めたシリーズ数は30作品以上と…これからプレイしようと考えている方は、多すぎてどれから始めれば良いの状態だと思います。
1タイトル完結なので、どの作品から始めても問題はないのですが、どうせならまずテイルズの魅力が最大限に溢れ出している作品をプレイしてみたいですよね!
今回はそんなテイルズシリーズから、悩み悩んだ末!!本当に本当にオススメしたい7作品をランキング形式でご紹介していこうと思います!
なお今回は外伝などを除いたシリーズ「本編」、つまりマザーシップタイトル作品のおすすめになります(^ ^)!
テイルズシリーズとは
自由度の高いバトルシステム
えー、まず戦闘システムが面白いんですよ。
バトルフィールドを自由に走り回る事ができる”フリーランシステム”は、今やテイルズの最大の魅力とも言えるでしょう。(8作目以降に搭載されました)
コマンド入力ではなく自分で操作して戦う爽快感や、戦い方のレパートリーの増加、秘奥義のカットインやバトルBGM …どれをとってもシステムの完成度が高いです。
主題歌が神
基本的にテイルズシリーズにはサブタイトルがあるんですね。
例えばテイルズオブデスティニー(TOD)なら「運命という名のRPG」、テイルズオブエターニア(TOE)なら「永遠と絆のRPG」などなど。
物語はサブタイトルに沿った内容となっているのですが、各シリーズの主題歌が全部神曲なんです。メロディーに歌詞に、全てがストーリーにマッチしていて頭から離れません。
そんな神曲を手がけるのは「浜崎あゆみ」さんや「BUMP OF CHICKEN」、数多くのアニメOP曲を歌う「FLOW」や、ビーイング系バンドとしても有名な「DEEN」と…
他にもまだまだいますが、圧巻のOPムービーに合わせて流れる主題歌は、きっとプレイする度に聴いてしまうと思います。
魅力的で個性豊かなキャラ
主人公やヒロインは当たり前に、テイルズは総じて皆キャラが良いです!
一人一人にストーリーがあり、それを追う様なサブイベントも発生するので、キャラへの感情移入もし易い進行と言えます。
そして各キャラの中の人…つまり声優さんですね、こちらがとっても豪華なんです。いずれも主役級の声優さんをガンガン投下してきます。旬の若手から大御所まで大量投下です。
そんな惜しみなく投下された声優さんをフル活用したものが、街やフィールド・ダンジョン進行中に発生する”スキット”と呼ばれるチャットシステムです。
画面上にキャラのアイコンが出て会話する様を見られるのですが、このスキットが一層キャラ達の魅力を引き出しているのですね。
またある条件でしか発生しないスキットも数多くあるので、コンプリート欲も掻き立てられます。
やり込み要素が半端ない
前述したスキットのコンプリートもそうですが、テイルズシリーズはやり込み要素が余す事なく散りばめられています。
初心者から上級者まで楽しめるバトルの難易度設定や、サブイベントの消化、条件達成で貰える「称号」は、セットする称号によってキャラの成長が変わったりします。
またシリーズお馴染みの闘技場による歴代キャラのエンカウントや、隠し秘奥義に裏ボス…
言えばキリがない程にアレコレ詰め込まれているので、本当に全く飽きません。
- 楽しすぎる戦闘
- 毎起動ごとに聴いてしまう神曲
- キャラへの感情移入がもはや3次元並
- やり込みきれない程のやり込み要素
テイルズシリーズおすすめランキング
お待たせいたしました!それではランキングに移りましょう!
一応ネタバレ防止の為に内容はざっくりお伝えしていきます(^ ^)
7位:テイルズオブシンフォニア(TOS)〜君と響きあうRPG〜
対応機種:ゲームキューブ/PlayStation2,3
主題歌 :「Starry Heavens」「そして僕にできるコト」/day after tomorrow
バトル :3D横スクロール/フリーラン未搭載
主な声優:小西克幸/水樹奈々/冬馬由美/折笠愛/立木文彦etc
シリーズ第5作目となる「Tales of Symphonia」
舞台は2つの世界。瀕死状態の世界の救済、そして2つの世界の平和の為、神子の力を持つヒロインと仲間達と共に旅に出るといった、the王道なストーリーです。
主人公であるロイドはクールぶりながらも実はめっちゃ熱血漢。対するヒロインであるコレットは天然ドジっ子癒し系と、絵に書いた様な魅力的なキャラ設定。
そんなキャラ達とは裏腹に、物語の内容は中々にヘビーです。王道的ストーリーなんですが、3次元でも当てはまる問題・人間の根底の部分など…チラチラと考えさせられるところがあります。
またヒロインの天使化(神子なので)や、演唱時の台詞など中二病心をくすぐる要素がたっぷり詰め込まれている所も最高です。
バトルに関しては、現代と比べてグラフィックのクオリティが少々辛いかな?という面も。フリーラン搭載前の作品になりますし、3Dバトルですが少し操作にコツが要る印象でしょうか。
なので、今からプレイするのであればPS3のリメイク版をオススメします。
2年後が舞台の続編、「ラタトスクの騎士」がセットになっている「ユニゾナイト」がPS3版になりますので、王道最高!中二最高!という方は是非プレイしてみて下さい♪( ´▽`)
6位:テイルズオブエターニア(TOE)〜永遠と絆のRPG〜
対応機種:PlayStation/PlayStation portable(PSP)
主題歌 :「flying」/GARNET CROW
バトル :2D横スクロール/フリーラン未搭載
主な声優:石田彰/皆口裕子/保志総一朗/南央美/野田順子etc
シリーズ第3作目となる「Tales of Eternia」
2つの世界「インフェリア」と「セレスティア」が対面して存在するエターニア。主人公リッドと、その幼馴染のファラの住むインフェリアに、セレスティア人であるメルディが落ちてきたところから物語はスタートします。
両世界の衝突によるエターニア崩壊の危機、メルディの秘密、世界の歴史…と、世界観が非常に良く作り込まれているんですね。名作中の名作です。
消極的で主人公らしかぬリッドが、守りたいものを守る為に成長していく過程や、言葉の通じないメルディと心を通わせていくメンバー達の、不器用で暖かいソレはまさに絆。
因みに、リッドともう一人の幼馴染であるキールのやりとりは、好きな人は好きなんじゃないでしょうか。中の人、共演多いですからね(笑)
バトルはドット型の横スクロールですが、シンプルで操作しやすい上に連撃も3回繋ぐ事が出来るので、ストレスなくプレイ出来ると思います。
しかしシリーズ初期の作品なので、今プレイするとなるとどうしてもグラフィックが気になってしまうかもしれません。その為TOP3に入るレベルですが、こちらの順位にしました(^ ^)
リメイク版に関してもPSPのみとなっているので、グラフィック気にならない!2Dでも全然イケるイケる!という方には自信を持っておすすめしたい作品です!
5位:テイルズオブデスティニー(TOD)〜運命という名のRPG〜
対応機種:PlayStation,2
主題歌 :「夢であるように」/DEEN
バトル :2D横スクロール/フリーラン未搭載
主な声優:関智一/小松由佳/緑川光/井上喜久子/山寺宏一etc
シリーズ第2作目となる「Tales of Destiny」
他に類を見ないこの作品のポイントは、意志を持つ剣(ソーディアン)の登場です。
ソーディアンに選ばれし者達が、運命に導かれるかの如く集い、古代兵器を悪用する黒幕に立ち向かっていく…という様なストーリーになっています。
喋る剣の登場といった斬新さに加え、悪を滅する!という王道ストーリーが見事にマッチ。広げた風呂敷を綺麗に畳んだ内容がとても素晴らしいです。
能天気で素直で純粋な主人公スタンと、何かと対立しているリオンとの友情は、デスティニーを語る上で外せない理由の一つです。
もちろんヒロインであるルーティーの話もそうですが、何と言ってもリオンの圧倒的CV緑川光。控えめに言ってハマりすぎです。
バトルはエターニア同様ドット型横スクロールになります。
ですが、PS2版であればデスティニーの方が戦闘仕様は良いと思いますので、PS2持っている!キャラ投票殿堂入りのリオンを知りたい!という方は、全力でコチラをおすすめします。
4位:テイルズオブベルセリア(TOB)〜君が君らしく生きるためのRPG〜
対応機種:PlayStation3,4
主題歌 :「BURN」/FLOW
バトル :3D/フリーラン搭載
主な声優:佐藤利奈/浅倉杏美/岸尾だいすけ/佐藤聡美/小清水亜美etc
シリーズ第16作目となる「Tales of Berseria」
2020年現在、シリーズ初となる単体での女性主人公を起用した今作は、一人の少女の復讐の物語です。
人間が突如として魔物に変わってしまう「業魔病」が蔓延し混沌とする世界。主人公であるベルベットが左手に業魔病を患っている理由や、復讐を誓った相手。またその原因となった出来事とはー。
「本来の自分」と「復讐しなければならない自分」との葛藤など、ベルベットの選択の一つ一つに、とても重みを感じるストーリーになっていると思います。
全体的にはダークな内容ですし、エンディングも賛否両論ある作品ですが…好みが別れるだけであって、シナリオ的には非常に完成度が高い作品と言えるでしょう!
バトルに関しては最先端技術を駆使しただけあります、永遠とエンカウントできるレベルの面白さ。通常攻撃を全て取っ払い、4つ全てのボタンに術技をセットするスタイルへシフト。この仕様により、一層爽快感を感じられる様にもなりました。好みの連携がきっと見つかるはずです。
そしてもう一つ大きく変わった箇所として、カメラアングルを自分で操作出来る様になった点があげられます。フリーランに特化したバトルでは、カメラワークは非常に重要ですからね。敵が捉えやすくなったのは大きいです◎
また、お馴染みのスキットは長さが従来の比じゃないです本当に(笑)
PS3,4と選択肢がありますが、内容は勿論変わらないのでPS4をオススメします。スキット好きな方や、自分の生き方を見つめ直したい方、これを読んだ今がチャンスです。
3位:テイルズオブグレイセス(TOG)〜守る強さを知るRPG〜
対応機種:Wii/PlayStation3
主題歌 :「まもりたい〜White Wishes〜」/BoA
バトル :3D縦スクロール/フリーラン搭載
主な声優:櫻井孝宏/花澤香菜/水島大宙/河原木志穂/浪川大輔etc
シリーズ第12作目となる「Tales of Graces」
ウィンドル・ストラタ・フェンデルの3ヶ国が存在するエフィネア。ウィンドルとフェンデルの国境沿いの街、ラントの領主の息子である主人公アスベルは、幼い頃に不思議な少女ソフィと出会います。
弟のヒューバートや幼馴染のシェリア、隣国の王子リチャードと共に過ごす中、ある事件により皆はソフィを失ってしまいます。ソフィを守れなかった事で深く自身を責め、騎士になる事を決意したアスベルー。
本作のメイン内容はそこから7年後の話になりますが、3ヶ国の対立・異世界勢力・不思議な少女の正体など…いかにもテイルズらしいストーリーとなっています。
「守る」事に焦点を当てた本作は、プレイ後きっと優しい気持ちになれる事間違いありません。
そしてグレイセスと言えばその戦闘仕様。
テイルズ史上最最強と謳われていたバトルで、TPの変わりにチェインキャパ(CC)システムを採用。TPを気にせず全力で戦える爽快感や、縦スクロール故の横回避のアラウンドステップの採用、仲間との協力コンボなど、とても魅力的なシステムとなっています。
グラフィックに関しては多分そんなに気にならないと思います!元々がWiiですしね。クリア後の新ストーリー「未来への系譜編」が収録されたPS3版が超絶おすすめです!
守るものがある人、守りたいものを見つけたい人、シェリアとソフィの可愛さに触れたい人は是非どうぞ!
2位:テイルズオブヴェスペリア(TOV)〜正義を貫き通すRPG〜
対応機種:Xbox/PlayStation3,4/switch/PC
主題歌 :「鐘を鳴らして」/BONNIE PINK
バトル :3D/フリーラン搭載
主な声優:鳥海浩輔/中原麻衣/宮野真守/竹本英史/斎藤千和etc
シリーズ第10作目となる「Tales of Vesperia」
従来のテイルズシリーズとは違い、人間社会と環境にフォーカスした内容と言うのでしょうか。
「魔道具」と呼ばれ、人々の生活を便利で豊かにする装置。魔道具を使う為に消費される「エアル」というエネルギー。この二つを軸に帝国やギルド、その世界下で生きる魔物達が、複雑に絡みあっていきます。
主人公はテイルズ初の成人済み男性であるユーリ。帝国や騎士団の腐敗具合に嫌気がさし、騎士団を辞めて、下町で用心棒的な仕事をしながら暮らしていました。
このユーリが、これまた今までの主人公の思考や行動とは180度違うんですよ。故に、多くのテイルズファンのハートを鷲掴みにしました。私もその一人です。
「正義を貫き通す」といったサブタイトルを具現化した様なキャラに、想像しやすく入りやすい世界観。人の数だけ正義がある、綺麗事を並べるだけでは終わらないのが本作最大の魅力だと思います。
お馴染みのフリーラン重視の戦闘は、攻撃を喰らったりヒットさせたりする事で溜まるオーバーリミッツ(OVL)を採用。Lv4まで上昇可能で、段階によって効力が違います。
更にOVL中にはバーストアーツという強力技を出せる様になり、またスキルによってその技も変化。極めつけは、バーストアーツから秘奥義への連携と…広がる無限の可能性に脱帽です。
PS3のHDリマスター版がPS4から発売されていますので、己の正義に問いかけたい方、戦闘の操作スキルに自信のある方は是非ともプレイしてみる価値アリです!!
1位:テイルズオブジアビス(TOA)〜生まれた意味を知るRPG〜
対応機種:PlayStation2/3DS
主題歌 :「カルマ」/BUMP OF CHICKEN
バトル :3D横スクロール/フリーラン搭載
主な声優:鈴木千尋/ゆかな/子安武人/松本保典/根谷美智子etc
シリーズ第8作目となる「Tales of the Abyss」
堂々の一位は、発売されてから10年以上経った今も尚!ファンの心に住み着いているテイルズオブジアビスを選びました。
何ともヘビーな「生まれた意味を知る」というフレーズ。序盤だけのプレイなら、面白さが分からないかもしれません。ですがクリア後には、きっと生まれた意味を知れてると思います。
主人公は、王家に連なる貴族の息子であるルーク。このルークが本当にダメな奴なんですよ。ワガママで、思いやりもなければ優しさのカケラもない、他力本願のお坊っちゃま。
過去の誘拐により記憶を無くし、屋敷に軟禁状態の日々を送っていた為、世間知らずで甘やかされてきたその人格が初っ端からグイグイ出てきます。テイルズ史上最高のパーティーのギスギスさ加減です。
当然そんな主人公ルークの成長も描きつつ…と言ったRPG的展開なんですが、その過程や着地は想像の斜め上を攻めてくると思います。勿論アニメ化もされていますし、万人受けするストーリーなのは間違いないでしょう。
ヒロインであるティアも流石としか言えないCVゆかな。後半からジワジワ効かせてくるツンデレ具合は必見です。
今作より採用されたフリーラン搭載のバトルは、自由度が一気にアップ。シンフォニアの移動操作に加えて、フリーランが可能になったと言うところでしょうか。
ですがもちろん、OVLや秘奥義もあります。更に、属性のついた攻撃を放った時に発生するサークルをフィールド・オブ・フォニムス(FOF)と呼び、FOF上で特定の攻撃をすると強力な技を繰り出す事が出来たりもします。
と言う様に、フリーラン初搭載の作品ですが戦闘システムは文句なしに楽しめる仕様になっているんですね(^ ^)
「生」についても考えさせられる、笑いあり涙大ありの最高のストーリーとなっています。感動したい人、キャラの成長を熱く感じ取りたい人、BUMP OF CHICKENが聴きたい人は、全身全霊をかけておすすめします!
バグやDL時間など色々修正済み、秘奥義追加の移植版が3DSより発売されているので、今からプレイするならコチラが良いですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか(^ ^)!
RPGを代表するゲームの一つ、テイルズシリーズより「おすすめ7選」のご紹介でした。
上記に書いたタイトル以外にもまだまだ楽しい作品は沢山あります。
基本的にはどのタイトルも楽しくプレイ出来ます。なので、各タイトルのPVで決めたりするのも全然良いと思いますよ!ストーリーの好みやキャラの好み、バトルの好みもあると思いますので、ストライクな作品を見つけてみて下さい!
素敵なテイルズライフを♪
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