どうも、食欲が加速する一方の神田です。
今回ご紹介するのは格闘技界1000年に一度の逸材なんじゃないかレベルの日本人。
どんな身体能力と格闘センスを持って生まれてきた。
本当はサイヤ人とのハーフで、いつか怒りをきっかけに目覚めるんじゃないか?
…と本気で思いたくなる程の底知れない強さを誇る、神童こと那須川天心選手についての記事になります!
那須川天心選手とは
出典:KNOCK OUT公式より引用
若き日本の格闘スター。本当に若いんです。
間違いなく格闘技界を背負っている内の一人でしょう。2018年の大晦日には、ボクシング5階級制覇王者のフロイド・メイウェザーとのエキシビジョンマッチを行った事でも有名です。国内のみならず海外からも相当な注目を集めている選手ですね。
格闘技に興味が無かった人でも、その話題性から名前だけは知っている!という方も多いのではないでしょうか。まるで芸名の様な那須川天心という名前はもちろん本名です。
その若さからは考えられない程の戦績と、類い稀ない格闘スキル。注目せずにはいられない理由をまとめてご紹介していきます。
プロフィール
生年月日:1998年8月18日(しし座)
血液型:B型
出身:千葉県松戸市
身長:162cm
体重:57~59Kg
所属:TARGET/Cygames
戦績:34戦34勝0敗(キックボクシングルール)
戦績:4戦4勝0敗(総合格闘技ルール)
戦績:1戦1勝0敗(ミックスルール)
お分かりいただけただろうか?
そう、戦績がおかしな事になっていますね。
総試合数である39戦無敗というのも勿論驚きですが…更に驚きなのは、その内の29戦が(T)K.O.勝利というところです。
勝率100%のK.O.率脅威の70%超えです。このプロフィール項目からでも天心選手の強さが十分に分かります。
因みにアマチュアの戦績は105戦99勝5敗1分。うち37戦がK.O.勝利です。いやどこのムエタイ選手ですか本当に。
現RISEフェザー級王者
地上波放送のあるRIZINでの活躍ぶりによって、格闘技ファンのライトな層からも一気に注目を浴びる存在になったであろう天心選手。
元々はRISEで活躍している選手でした。
2014年の16歳の時にプロデビューをRISEで果たし、当時バンタム級7位だった有松朝選手を相手に1R58秒という早さでK.O.勝利。
順調に勝利を手にし、プロデビュー6戦目にして当時RISEバンタム級王者であった村越優汰選手とタイトルマッチの末K.O.勝利。
その後階級をフェザー級に上げた天心選手はRISEバンタム級王座を返上し、初代RISE世界フェザー級王座決定戦でロッタン・ジットムアンノン選手と激突。
対戦相手であるロッタン選手はルンピニーとラジャダムナンというムエタイ最高峰の両スタジアムの1位の選手でした。
このロッタン選手がとにかく強い。いや、強いのは当たり前なんですが…それ以上にとにかくタフなんですよ。
もうダイヤモンドとのハーフかって思う位。
そんなロッタン選手を判定で下し、天心選手はバンタム級に続き見事フェザー級の二階級制覇を成し遂げました。
バンタム級のベルトを獲得してから3年後の2018年、19歳の時です。うん、やはりサイヤ人説が濃厚なのでしょうか。
現ISKAフェザー級王者
RISEと平行するように行われていたISKA世界バンタム級王座決定戦。⇨ISKAを先生で確認
対戦相手であるフレッド・コルデイロ選手に判定勝ちを収め、2016年の17歳の時にISKAバンタム級王者に輝いています。
そしてRISE同様、階級をフェザー級に上げて臨んだ2019年のISKA世界フェザー級王座決定戦では、何と対戦相手が逃亡してしまうアクシデントが発生。
代わりにISKAフリースタイルルール世界バンタム級王者であるマーティン・ブランコ選手と、フェザー級王座を賭けて激突しました。
結果は2R3ノックダウンK.O.と期待を裏切らない戦いぶりで見事世界三冠を達成しました!
当初予定していたアメッド・フェラージ選手はフェザー級王者だった訳なのですが…そんな選手すら逃げ出してしまう程に、天心選手は驚異的な存在なのでしょう。
一般人は目があっただけで石化しそうですね。
那須川天心選手のバックボーン
「キックボクシング史上最高の天才」とも評される天心選手。
華麗な足技に成人を迎えたばかりとは思えない威圧感で相手を翻弄…というか、もはや心をへし折る勢いの神童の格闘ストーリーはいつから始まったのでしょうか!
空手からキックボクシングへ転向
5歳から極真空手を始めた天心選手。お父様である弘幸さんが「礼儀をしっかり身につけさせる為に」と、すすめたのがきっかけだった様です。
最初の頃は練習を逃げ出す事もあった程に嫌々だったという天心選手ですが、才能と努力って嘘をつかないものですね。小学5年生までに極真空手全日本・全世界大会優勝、新空手全日本大会優勝を果たしています。
そして小学6年生の時にテレビで観たK-1に感化されキックボクシングへ転向。もちろん、その後の中学時代も数々のタイトルを獲得しています。
この頃から既に神童感エグすぎます。
ファイトスタイル
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空手・キックボクシングの大会にもその名をしっかり刻みつけてきた天心選手のファイトスタイルは、3次元ながらアニメでも見ている錯覚を覚える程に人間離れしています。
サウスポーである天心選手は積極的に前に出て押し攻めるというよりは、「いかに相手の打撃をもらわずに自身の打撃を当てるか」というスタイルに落ち着いています。
そこまで体格が大きい訳ではないので、小学生の頃から既に上記を意識してのスタイルだった様です。それでもRISE当初の時代はガンガン攻めている印象も全然強かったですけどね(^ ^)
故にステップワークを駆使し、骨が砕けるんじゃないかと思う位の蹴りや得意の三日月蹴りをとても良いタイミングで繰り出しています。その威力は、前蹴りであんなに人が飛ぶのか…と思う程に強烈です。
そして動体視力がサバンナの獣並、スピードが抜刀術並、当て勘にいたっては未来が見えているんじゃないか疑うレベルなので、鮮烈なK.O.勝利を次々と生産しています。その決め手となる一撃も『胴回し回転蹴り』や『バックスピンキック』など思わず叫んでしまう様な大技が多いです。
本人曰く、試合中に思い立って試したとか。もちろん狙ってたとのコメントの試合もありますが…いやちょっと天才過ぎやしませんか彼…。口が開けっ放しになってしまう内容の試合が多過ぎます。
那須川天心選手と言えば!
注目されているのは化け物クラスの強さを誇るから、というだけではありません。
その他にも注目される要素がまだまだあります!
そんな天心選手と言えばコレというのもまとめてみました。
入場曲が矢沢永吉
登場の際に使用する曲って選手の印象付けに関して凄く重要ですよね。
天心選手の入場曲は矢沢永吉の『止まらない-Ha~Ha』です。
会場で永ちゃんが流れた瞬間の盛り上がりは、一瞬にして全体温度5℃位上がったんじゃないかと思う程。
若いのに渋くてセンスが良過ぎて驚きです。
矢沢永吉のファンである弘幸さんの影響を受け、今では親子揃って永ちゃんファンだそうです。天心選手が初めて入場曲に永ちゃんを使いたいと弘幸さんに言った時は「未熟なお前にはまだ早い」と許可が下りなかったというエピソードも。
矢沢愛が強そうです。
刃牙!トリケラトプス拳
トリケラトプス拳…?
え、恐竜?
と思った方。漫画刃牙(バキ)を読んでみましょう。シリーズ化されている格闘漫画なのですが、寝不足になる事間違いなしに楽しくオススメできる漫画です。
天心選手割とサブカルチャー好きな傾向があるのですよね。そこも個人的に好感が持てるポイントでもあるのですが、中でも漫画の刃牙が大好きとの事。
そして作中に出てくる主人公刃牙の『トリケラトプス拳』
なんとこのトリケラトプス拳を天心選手は試合中にもやっちゃいます。アクションが無い時に挑発をする事は良くありますが、挑発がトリケラトプス拳とは何とも大胆。魅せ方も分かっている様です。
脱帽です。
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とにかく目立つ!髪型のレパートリーが豊富
ある時は青、またある時はオレンジ、かと思いきや金髪…など忙しくヘアスタイルを変えるのも魅力の一つ。
NEW✌️ pic.twitter.com/ORRZv19OHl
— 那須川 天心 (@TeppenTenshin) June 20, 2019
基本的に髪型はアシメですが、髪色がいつも派手で目立つんですよこれが。
もはや普通の黒髪に違和感を覚える位にまで、天心選手の目立つカラーは「那須川天心」に定着されている様に思えます。
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どのヘアースタイルも良く似合っております。
スニーカーと音楽が大好き
天心選手はTwitterやInstagramも頻繁に更新しています。
そしてツイッター、インスタ共に良く投稿されているのが音楽とスニーカーの事。ストーリーには「今日の一曲」と聴いている音楽をあげたり、大好きなRADWIMPSの事やライブに行った報告もされています。
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またスニーカーに関してはtesukawa.nanshinという名前でスニーカーアカウントを持っている程です。
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自己満足👟#てすかわなんしん pic.twitter.com/XewAv3QG4s
— 那須川 天心 (@TeppenTenshin) May 24, 2019
良い靴は良い場所へ連れて行ってくれるとも言いますし、素敵な趣味だと思います(^ ^)
那須川天心選手の印象的な試合
そんな神童こと那須川天心選手の神がかりぶりが分かる試合がこちらです!!
【那須川天心vs中村優作】
2018年のライジン10の試合ですね。
いやぁ…どんな目をしているのでしょうか。
1Rが終わる頃に中村選手の右ストレートに合わせる様に出した大技、胴回し回転蹴りでファーストダウンを奪います。
続く2Rではコーナーに追い詰めて綺麗すぎる左ストレートでダウン。勢い止まらず最後は強烈な左ストレートでダウンを奪いTKO勝利を収めました。
(個人的にはダウンでも良いんじゃないかなってシーンが他にもありましたが…)
見ていて分かる様に天心選手めちゃめちゃフェイントもかけているんですよね。それでいて、ここぞという一瞬を逃さずキャッチする天武の才…その点も神童と言われる所でもあるのでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか!!
格闘界を担う若き天才、「神童」那須川天心選手。その精神力の強さや、ただひたすら純粋に強さを求める生き様はまるで刃牙と重なります。
そして今後RISEやRIZINはもちろん、いや世界的規模で活躍していくのは間違いない選手でもあります。
どこまでその才能を開花させ続けるのか、どんな格闘人生を歩んでいくのか。
これからの活躍に一瞬たりとも目が離せません!
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